デメリットが多い?住宅ローンを夫婦で借りる人の割合って?

住宅ローンを組むときに、夫ひとりの給料で組むのか、夫婦で合算するのかによって、借入額も全然変わってくるから検討する住宅のグレードも変わってきますよね。

 

一生に一度の大きな買い物だから妥協はしたくないけど、本音を言うと夫ひとりの給料で借り入れしたいと思っているのではないでしょうか。

 

先に言っておきますが、住宅ローンを夫婦で組んでいるかたは、全体のたった3割程度にすぎません。

 

やっぱり不安なんですよね、将来のことを考えると。夫婦でローンを組むというのは・・・。

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もうちょっと細かく割合を見てみましょう

ちなみに、奥さんがパートか派遣社員の場合は、夫婦でローンを組んでいるのはたったの1.8%です。ほぼゼロに近い値ですね。(汗

 

ずっとパートや派遣社員で働き続けられるという保証は全く無いので、この状態で夫婦で組むというのはかなりリスクが高いと思います。

 

かといって、正社員だったら大丈夫か?というとそういうわけではありませんが、%程度のかたが夫婦で合算しています。

 

で、正社員と言っても、公務員や職員などの場合だったら、約20%のかたが合算で組んでいます。

 

これは逆にびっくりですか?安定した公務員の妻をもっていてもたったの2割ということは、やっぱり将来のリスクを少しでも減らしたいという考えのかたが多いのでしょう。

 

では、なぜ夫婦で組む人が少ないのか、どんなデメリットがあるのかを見てみましょう。

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夫婦で組むデメリットとは?

ちなみに、夫婦で合算してローンを組む場合に、

 

icon-check3-r夫婦の収入を合算して夫の名義で借入れをして、奥さんが連帯保証人になるケース

icon-check3-r夫婦連名で借主となる「連帯債務」があります。

 

上の場合だと、夫婦合算で借り入れしているにもかかわらず、夫の収入分だけしか住宅ローン控除を受けられないということです。

 

下の場合は、夫婦ふたり分の住宅ローン控除を受けられるのですが、たとえばもし夫が亡くなった場合に、すべての返済負担が奥さんに移ります。(すみません、こんな例えが起こってはいけないのですが・・・。)

 

夫の名義だけで借り入れしているなら、もし亡くなってしまったら全額返済が不要になります。

 

どちらの場合でもデメリットがあるということですが、もっと現実的なデメリットは、単純に返済額が大きいので、奥さんが何らかの理由で仕事ができなくなった場合に、夫ひとりの給料で返済しないといけなくなるということです。

 

これが、夫婦で借り入れする人が少ない一番の理由です。

 

とは言っても、夫婦で借り入れしないと建てられないんですけど・・・!ですよね?

どうしても夫婦で借り入れするなら?

例えば、夫ひとりの給料だったら2600万しか借入できなくて、奥さんを合算させると3600万まで借入できるとするなら、絶対に3600万借入してはいけません!

 

この場合だったら、3000万から3200万ぐらいでは抑えておきたいところです。

 

ローン返済ができなくなってしまう人はだいたい「借りれるだけ借りた人」なんですよね。

 

そうではなくて、本当は、「返せるだけ借りる」というプランが理想です。

 

なので、どうしても夫婦ふたり分を合算しないと借入ができない場合でも、審査を通った全額借りるのではなくて、少し余裕をもって借りるようにしましょう。



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