
デザイナーズハウスってすごく響きがいいですよね。ちょーおしゃれな住宅に住めるというイメージで、ワクワクされるかたも多いのではないでしょうか。
でも僕も実際に建築家のかたが建てたデザイナーズハウスを見に行ったこともありますが、ちょっと微妙だなーと感じてしまいました。
地方のテレビ番組でも、デザイナーズハウスの物件特集をやってたのですが、建築家のかたって、共通して「あること」を意識していないような気がします。
建築家のかたが意識していないあることとは?
建築家のかた全員を否定するわけではありませんが、本当に「耐久性」と「断熱性」について考えているのかな?という疑問があります。
例えば、「全ての部屋に無垢のフローリングを使ってます!!」と言って、トイレや洗面所などの水廻りの床も無垢のフローリングなので、さすがに水廻りはマズイだろ。って思います。
いくら耐久性のある無垢材だとしても、水廻りに使うと腐りやすくなります。
ひのき風呂って言ったって、ちゃんとメンテナンスをしていなかったら、あんなお風呂、入れたもんじゃないですよ。(汗
まぁ、さすがにお風呂の中ほど水がかかるわけではありませんが、洗面所やトイレの無垢フローリングは控えたほうがいいでしょう。
Sponsored Link断熱もダメなの?
大きな窓をたくさん取るかたが多いのですが、窓は一番断熱の欠点になりやすいところなので、幅が4mも5mもあるような窓だと断熱が難しいでしょう。
ただ、きちんと断熱性能の高い、木製のトリプルガラスなどを採用されているなら問題ないと思いますが、見る限り普通のペアガラスです。
ここだけの話ですが、デザイナーズハウスが得意な設計士さんって、構造の知識がほとんどないかたが多いので、デザイン重視で設計されます。
なので、窓が多いとか柱が少ないとか気にしません。
何も知らなかったら、リビングに大きな窓があってカッコいいなーと思って満足しますが、本当に断熱は大丈夫なの?構造は大丈夫なの?という疑問が残ります。
まとめ
すべてのデザイナーズハウスがそうというわけではありませんが、「耐久性」と「断熱性」を考慮されていない建築家のかたがいまだにいるようです。
地元の工務店やハウスメーカーで建てる住宅より、デザイナーズハウスのほうが金額も高いので、住んでから後悔しないように、「耐久性」と「断熱性」、もうひとつ付け加えるなら、「耐震性」が大丈夫かどうか確認しておきましょう。^^
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