
新築住宅を計画しているときに、完成見学会に参加しませんでしたか?
モデルハウスや総合展示場の見学に行くより、リアルな住宅を見れるのでイメージしやすくなるというメリットがあるのですが、いざ自分の家を見学させてほしいと言われると抵抗がありますよね。
その抵抗はあなただけが感じているわけじゃなくて、ほとんどの方が感じることで、実際に断っている方のほうが圧倒的に多いという現実です。
でも自分も見させてもらったから断りにくいんだよねーという方へ、返事をする前に確認しておきたいポイントをまとめました。
施主にメリットなんてあるの?
地元の小さな工務店だと、モデルハウスを構えることができないので、無条件で全棟見学会を実施する会社もありますが、その場合は契約時に説明があるはずです。
それで契約する場合は納得しているのでいいですが、後から頼まれた場合にどうすればいいのか、ということですよね。
施主への見返りは会社によってバラバラですが、特に何も無い!というところもあれば、
謝礼金がもらえる。
無料で床のワックスがけをしてもらえる。
本体価格から値引きしてもらえる。
業者による無料クリーニング
オプションで希望のものをつけてもらえる。
などなど、断る人のほうが多いので、住宅会社もいろいろと工夫されているようです。特に謝礼金や値引きでは数万円のところもあれば数十万してくれるところもあるようですよ^^
まぁ、初めから完成見学会費用を盛って見積書を作成されている可能性も否定はできないですけどね・・・。(汗
別に見返りなんて無くてもいいよ、という方からすればこのようなサービスは魅力的に感じると思いますが、実際に断る人の方が多い理由を見てみましょう。
Sponsored Linkデメリットは?
赤の他人に新築を見られるというのはあんまりいい気分じゃないですよね、たとえば新車を購入して自分が乗る前に他人に試乗された気分・・・みたいな。
みんながなぜ嫌がるかというと、
壁紙が汚れる恐れがある。
床に傷がつく恐れがある。
サッシや敷居を踏む人がいる。
子供が走り回る。
子供が汚す。
近所の人に間取りを覚えられる。
このようなデメリットがあります。
床に傷つけるつもりはなくても、何か物を落としてしまって傷がついてしまった事例や、子供が汚してしまったという事例は実際に起こっています。
それと、対策が取りにくいのが近所の人に間取りを覚えられるということ。僕も同じ分譲地の見学会に参加しましたが、いまだに覚えていますものね、近所の方の間取り。
正直こればっかりはどうしようもないですが、その他の部分に関しては住宅会社の配慮次第では対応できるはずです。
なので、断りにくいという方は、最低限、次の項目は営業マンに確認するようにしましょう。
営業マンに確認しておくべきポイント!
施主に対する見返りは何があるのか。
手袋は着用させるのか。
子供の参加の可否はどうか。
可の場合の配慮は?
どんなスリッパを用意しているのか。
手荷物の置き場は確保しているか。
以上の項目は確認しておいてください。
特に最後の2項目がわかりにくかったと思いますので補足しますが、スリッパの種類によってはフローリングに傷がつきやすいので、逆にスリッパを履かせずに新しい靴下を用意されている会社もあります。
特に、底が硬いスリッパで無垢のフローリングだと傷がつきやすいですし、黒や濃いブラウン系のフローリングだと傷が目立ってしまいます。なので、履物にまでこだわってくれているかどうかの確認はしておいたほうがいいですね。
あと、女性の場合はバッグなどの手荷物を持っている方がほとんどだと思いますが、家の中に入る前に貴重品以外の置き場を確保してくれていないと、バッグを持ったままだと落としたりぶつかったりして傷がつく恐れがあります。
ガチャガチャとアクセサリーやキーホルダーのついたバッグが窓やキッチン、洗面にぶつかったりすると嫌ですよね。
手荷物は持たせない!ということも結構重要なポイントとなりますので覚えておいてください。
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