
明るい光が差し込む天窓に憧れている人も多いと思いますが、実際には天窓なんてつけるんじゃなかったという声や住んでみて失敗に気がついたという声もよく聞きます。
確かに、南側の日当たりがよくない住宅の採光を確保するためには効果的ですし、通風がよくなるので換気にも適しています。
ですが、失敗の声が上がっている以上、無視することはできないので、失敗事例について見て行きましょう。
明るすぎるのもNG!
天窓を付けないと暗くて寒い住宅でも、夏場は日光がガンガンに入ってくるので、はっきり言ってめちゃくちゃ暑いです。暑すぎて不快になるレベルです。
天窓は普通の窓の約3倍の光を取り込めると言われていますが、夏の場合は特に太陽高度が高いので天窓から直射日光を浴びることになってしまいます。
もちろん、夏の日差し対策として、天窓用のカーテンやブラインドも売られていますが、実際に使ってみると不便というか頻繁に開け閉めできないので、結局開けっ放しか閉めっぱなしのどちらかになってしまいます。
夏がおわったときに、「あれ?私インドア派だからあんまり外を出歩いてないのになぜが日焼けしてるんですけど。」というようなことも実際に起こっています。嫌ですよね、天窓のせいで家の中でも日焼け止め塗るのって。
なので、できるだけ明るいほうがいいという理由だけで天窓を付けるのはやめておきましょう。
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掃除ができない
引用:http://blog.livedoor.jp/musoujyutaku/tag/%E5%86%85%E9%83%A8
このように、天窓はリビング上部の天井などに取り付けることが多いと思いますが、どんなに頑張っても掃除ができないという人も多いです。
脚立を使ってもダメなので、外から屋根に登って掃除しないといけないかもしれませんね。素人が屋根に登るのはかなり危険なのでおすすめできませんが・・・。
もしこの写真のような天窓だったら掃除だけじゃなく、明るすぎてカーテンやブラインドを取り付けたとしても開閉しなくなるというのはうなずけるはずです。
なので、天窓を取り付けるなら、メンテナンスのことも考慮しておく必要があります。特に吹き抜けの上に取り付けるのはオススメできません。
雨音がすごい
これは住んでみないとわからないことですが、天窓は雨の音がかなりうるさいです。
普通の窓でも、たまに風が強いときに雨が窓に当たってうるさいときってありますよね。それが天窓の場合は雨除けがなく、毎回直接当たるのでうるさいんですよね。
夜中だったら寝れないぐらいの音はしますね。寝室に天窓があれば。。。
ちなみに、雨の話が出たのでついでですが、天窓を設置するということは屋根をくり抜くということなので、雨漏りのリスクが出てきます。
施工の腕にかかってきますが、天窓の周りの防水処理がきちんとできていなかったら雨漏りしやすくなってしまうので、ないほうがマシかもしれません。
実際に生活してみると、このように天窓があるために不快な思いをしている方も少なくないので、実際に設置を考えている人は一度参考にしてみてください。
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