
新築を計画していると、あれこれ要望が出てきて気が付いたら予算オーバーなんてこともよくある話です。
特にハウスメーカーさんはちょっと建物の形を変形させたり和室や吹き抜けを作っただけでオプション料金が発生してしまうような料金設定になっています。
それでも一生に一度のことだから妥協せずに満足のいく家を建てたいのが本音だと思いますが、やっぱりどこかは妥協しないと予算内に収まりません。
そこで、僕が実際に家を建ててみて、妥協して失敗したことと、妥協しなくてよかったことを紹介します。
妥協しなくてよかったこと
家の骨組みとなる構造部材ですが、これは妥協しなくてよかったです。
普通は、ハウスメーカーや工務店によって使用する構造部材は決まっている場合が多いのでお施主さんがわざわざ指定することはないのですが、僕は無理を言って変更してもらいました。
その工務店さんは、無垢材(スギ、ヒノキ、ベイマツなど)をいつもは使用しているのですが、僕は集成材にしてもらいました。
細かいことを言い出すと長くなりますが、集成材は強度が安定していて木材の狂いが少ないのが特徴です。
木材の狂いが少ないので、新築後4年経った今でもクロスの割れやはがれ、巾木の隙などは全くできていません。
住みだしてから補修してもらう必要が全くないので、余計な費用がかからないですし、メンテナンスに気を遣う必要もありません。
工務店の現場監督さんに点検に来てもらったときに、いつもだったらヒビが入っているクロスが僕の家はなんともなかったので、今度から全棟集成材にしよっかなーと言ってました。(^^)
もちろん、無垢材にも魅力はありますが、今の住宅の造りには集成材が合っているように思います。
Sponsored Link
妥協して失敗したこと
以前にも何度か記事を書いたことがありますが、サッシは妥協して失敗しました。
家を建てたころは知識もなく気にもしていなかったのですが、アルミサッシはやめたほうがいいです。
暖かい家に住みたくて高性能の断熱材にこだわる人がいますが、実際は、暖かい家に住みたいならサッシにこだわったほうがいいです。
断熱材は普通のグラスウールやロックウールで施工をきっちりすればそこそこ断熱できますが、窓だけは性能がモロに影響してしまいます。
同じ断熱材でも施工ひとつで暖かさは全然変わってくるので、ぜひここだけはチェックしておきましょう。
妥協しても影響なかったこと
家を計画していて要望が膨らんでくるところって基本的には目に見える部分ですよね。
外観だったり、キッチンやお風呂だったり。。。
僕は、お風呂やトイレなどの水廻りは初めに考えていたものとは似ても似つかないぐらい妥協しました。(笑)
とは言っても今どきの水廻り商品はそれなりに品質もいいですからね。
1日のうちに頻繁に使う場所でもないので妥協しても不便に感じることは全くないです。
あ、それと、アイランドキッチンですが、コストを抑える裏ワザも参考にしてみてください。
コメントを残す